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選定 | つり角度について | 玉掛索(ロープスリング)の取扱について | ワイヤロープの取扱について

制限使用荷重(安全荷重)6×24 0/0 裸 A種
ロープ径mm 2本2点つり 2本4点あだ巻きつり
3本3点つり
4本4点つり
2本4点半掛けつり (参考)

計算基礎荷重
(基本使用荷重)
垂直づり つり角度
α≦30°
つり角度
α≦60°
つり角度
α≦30°
つり角度
α≦60°
つり角度
α≦30°
つり角度
α≦60°
kN tf kN tf kN tf kN tf kN tf kN tf kN tf kN tf
6 5.90 0.600 5.60 0.570 5.01 0.510 8.26 0.840 7.37 0.750 11.2 1.14 10.0 1.02 2.95 0.300
8 10.5 1.07 9.99 1.02 8.94 0.912 14.7 1.50 13.1 1.34 19.9 2.04 17.8 1.82 5.26 0.537
9 13.3 1.35 12.6 1.28 11.3 1.15 18.6 1.89 16.6 1.69 25.2 2.57 22.6 2.30 6.65 0.678
10 16.4 1.67 15.5 1.59 13.9 1.42 22.9 2.34 20.5 2.09 31.1 3.18 27.9 2.84 8.21 0.837
12 23.6 2.40 22.4 2.28 20.0 2.04 33.0 3.36 29.5 3.00 44.8 4.56 40.1 4.08 11.8 1.20
14 32.2 3.28 30.5 3.11 27.3 2.78 45.0 4.59 40.2 4.10 61.1 6.23 54.7 5.57 16.1 1.64
16 42.0 4.28 39.9 4.06 35.7 3.63 58.8 5.99 52.5 5.35 79.8 8.13 71.4 7.27 21.0 2.14
18 53.2 5.42 50.5 5.14 45.2 4.60 74.4 7.58 66.5 6.77 101 10.2 90.4 9.21 26.6 2.71
20 65.6 6.68 62.3 6.34 55.7 5.67 91.8 9.35 82.0 8.35 124 12.6 111 11.3 32.8 3.34
22 79.6 8.12 75.6 7.71 67.6 6.90 111 11.3 99.5 10.1 151 15.4 135 13.8 39.8 4.06
24 94.6 9.64 89.8 9.15 80.4 8.19 132 13.4 118 12.0 179 18.3 160 16.3 47.3 4.82
26 111 11.3 105 10.7 94.3 9.60 155 15.8 138 14.1 210 21.4 188 19.2 55.5 5.65
28 129 13.1 122 12.4 109 11.1 180 18.3 161 16.4 245 24.9 219 22.3 64.5 6.57
30 148 15.0 140 14.3 125 12.8 207 21.1 185 18.8 281 28.6 251 25.6 74.0 7.54
32 168 17.1 159 16.3 142 14.5 235 24.0 210 21.4 319 32.6 285 29.1 84.1 8.58
36 212 21.6 201 20.5 180 18.3 296 30.2 265 27.0 402 41.0 360 36.7 106 10.8
40 262 26.8 248 25.4 222 22.7 366 37.5 327 33.5 497 50.9 445 45.5 131 13.4
モード係数
(角度の係数)
2.0 1.9 1.7 2.8 2.5 3.8 3.4


※JIS 6x24 G種メッキの安全荷重は、JIS 6x24 A種 安全荷重の約0.92倍です。
※制限使用荷重は、「計算基礎荷重」に「モード係数」を乗じて求める。
※モード係数:つり本数×cos(α/2)、ここで、αはつり角度
※4本4点つり及び2本4点あだ巻つりは、荷重の均等がし難いため、3本つりとして制限使用荷重を算出する


制限使用荷重(安全荷重) 6×37 0/0 裸 A種
ロープ径mm 2本2点つり 2本4点あだ巻きつり
3本3点つり
4本4点つり
2本4点半掛けつり (参考)

計算基礎荷重
(基本使用荷重)
垂直づり つり角度
α≦30°
つり角度
α≦60°
つり角度
α≦30°
つり角度
α≦60°
つり角度
α≦30°
つり角度
α≦60°
kN tf kN tf kN tf kN tf kN tf kN tf kN tf kN tf
6 6.36 0.648 6.04 0.615 5.40 0.550 8.90 0.907 7.95 0.810 12.0 1.23 10.8 1.10 3.18 0.324
8 11.3 1.15 10.7 1.09 9.62 0.980 15.8 1.61 14.1 1.44 21.5 2.19 19.2 1.96 5.66 0.577
9 14.3 1.46 13.6 1.38 12.1 1.24 20.0 2.04 17.9 1.82 27.2 2.77 24.3 2.48 7.16 0.730
10 17.7 1.80 16.8 1.71 15.0 1.53 24.7 2.52 22.1 2.25 33.6 3.42 30.0 3.06 8.85 0.902
12 25.4 2.60 24.1 2.47 21.5 2.21 35.5 3.64 31.7 3.25 48.2 4.94 43.1 4.42 12.7 1.30
14 34.6 3.52 32.8 3.34 29.4 2.99 48.4 4.92 43.2 4.40 65.7 6.68 58.8 5.98 17.3 1.76
16 45.2 4.62 42.9 4.38 38.4 3.92 63.2 6.46 56.5 5.77 85.8 8.77 76.8 7.85 22.6 2.31
18 57.2 5.84 54.3 5.54 48.6 4.96 80.0 8.17 71.5 7.30 108 11.0 97.2 9.92 28.6 2.92
20 70.6 7.20 67.0 6.84 60.6 6.12 98.8 10.0 88.2 9.00 134 13.6 120 12.2 35.3 3.60
22 85.6 8.72 81.3 8.28 72.7 7.41 119 12.2 107 10.9 162 16.5 145 14.8 42.8 4.36
24 102 10.4 96.9 9.88 86.7 8.84 142 14.5 127 13.0 193 19.7 173 17.6 51.0 5.20
26 119 12.2 113 11.5 101 10.3 167 17.0 149 15.2 227 23.1 203 20.7 59.8 6.10
28 138 14.1 131 13.4 117 12.0 194 19.7 173 17.6 263 26.8 235 24.0 69.3 7.07
30 159 16.2 151 15.4 135 13.8 222 22.7 199 20.3 302 30.8 270 27.6 79.6 8.12
32 181 18.4 172 17.5 154 15.7 253 25.8 226 23.1 344 35.1 308 31.4 90.6 9.24
36 228 23.2 216 22.0 193 19.7 319 32.4 285 29.0 433 44.0 387 39.4 114 11.6
40 282 28.8 267 27.3 239 24.4 394 40.3 352 36.0 535 54.7 479 48.9 141 14.4
44 342 35.0 324 33.2 290 29.7 478 49.0 427 43.7 649 66.5 581 59.5 171 17.5
48 406 41.4 385 39.3 345 35.1 568 57.9 507 51.7 771 78.6 690 70.3 203 20.7
52 480 48.8 456 46.3 408 41.4 672 68.3 600 61.0 912 92.7 816 82.9 240 24.4
56 556 56.6 528 53.7 472 48.1 778 79.2 695 70.7 1050 107 945 93.2 278 28.3
60 636 64.8 604 61.5 540 55.0 890 90.7 795 81.0 1200 123 1080 110 318 32.4
モード係数
(角度の係数)
2.0 1.9 1.7 2.8 2.5 3.8 3.4


※JIS 6x24 G種メッキの安全荷重は、JIS 6x24 A種 安全荷重の約0.92倍です。
※制限使用荷重は、「計算基礎荷重」に「モード係数」を乗じて求める。
※モード係数:つり本数×cos(α/2)、ここで、αはつり角度
※4本4点つり及び2本4点あだ巻つりは、荷重の均等がし難いため、3本つりとして制限使用荷重を算出する。






つり角度θ 張力増加係数
0 1.00
10 1.01
20 1.02
30 1.04
40 1.07
50 1.11
60 1.16
70 1.23
80 1.31
90 1.42
100 1.56
110 1.75
120 2.00
130 2.37
140 2.93
150 3.87
つり角度の増加によって玉掛索に掛かる張力は増加する。 この張力の増加割合を張力増加係数という。つり角度θを1とした場合の張力増加係数は下表のようになる。 実作業では60°以内が望ましい。
つり角度θの大略を知るには、つり荷の幅をA、フックから荷までのロープの長さをL、フックから荷までの垂直高さをHとすると、AとL及びHの関係は次のようになる。
θ
30 1.93A 1.87A
60 1.01 0.87A
90 0.71A 0.50A
120 0.58A 0.29A
 ※Aが1mのとき、Lが1.93mならθは30°
   Hが0.87mならθ60°


ご使用の前にこの取扱説明を必ずお読みいただき、内容をよくご理解いただいた上で玉掛索をご使用下さい。
玉掛索は使用荷重、つり本数、つり角度及びつり方を考慮して安全率(安全係数)が6以上確保できるよう(クレーン等安全規 則で決められている)選定してください。 安全率が不足していると、急激な衝撃荷重や損傷劣化などにより破断する恐れがあります。
つり角度はできるだけ60°以内にして下さい。 つり角度が大きくなると玉掛索に大きな張力がかかり、危険です。

      ●2本吊りの場合
つり角度(θ) 30° 60°
1本のロープにかかる張力
(使用荷重に対する倍率)0.5
0.5 0.52 0.58

フック部などでロープを小さく曲げると強度が低下します。
大きくできない場合は、低下率を考慮して玉掛索を選定して下さい。

●6×24の場合
ロープ径に対する曲げの大きさ(直径) 1倍 5倍 10倍 20倍
強度低下率 50% 30% 25% 10%

台付索は玉掛作業には使用しないで下さい。
台付索には加工方法の規定がなく、玉掛作業に使用すると抜ける恐れがあります。
玉掛索は1本吊りでは使用しないで下さい。
つり荷が回転したり、加工部(特に巻差しの場合)が抜けたりして危険です。

玉掛作業は、労働安全衛生法に定められた有資格者が行って下さい。
つり荷の重心判断やつり方を誤ると、大事故になる恐れがあります。
ロープのねじれや曲がりが発生したら、修正しキンクさせないようにして下さい。
玉掛索は消耗品です。 廃棄基準を超えたものは絶対しようしないで下さい。
強度が著しく低下しているので大変危険です。


JIS B8817ワイヤロープスリングの点検、破棄基準は下表のとおりです。

点検項目 点検の種類 点検方法 廃棄基準
日常 定期
1、断線
2、摩擦
3、腐食
4、形くずれ
5、電弧又は熱影響
6、塗油の状態
7、アイ部、圧縮止め部
目視
計測
目視
目視
目視
目視
目視
素線がロープよりの間において最外層ストランド中の総素線数の10%以上断線しているもの、又はロープ5より間において20%以上断線しているもの。
摩擦によって直径の減少が公称径の7%を超えるもの。
腐食によって素線表面にピッチングが発生して、あばた状になったもの。
内部腐食によって素線が緩んだもの。
形くずれによってキンク及び著しい偏平化、曲がり、かご状などの欠陥が生じたもの。
テンパーカラー又は溶損の認められるもの。
亀裂、変形、ロープのずれ、又は著しい傷などが発生しているもの。

玉掛索の使用に際しては、製品ラベル等によりロープ構成、ロープ径、破断荷重又は、種別を確認して下さい。 間違った玉掛索を使用すると、強度不足等により事故発生の恐れがあります。
酸やアルカリの腐食雰囲気や100℃を超える高温雰囲気では使用しないで下さい。 腐食、熱影響等により、強度が低下し、危険です。
急激な衝撃荷重がかからないようにして下さい。
玉掛索を鋭い角で曲げないよう、必要な場合は当て物をして下さい。
玉掛索は消耗品です。 必ず保守及び日常点検、定期点検を実施、損傷の程度を常に把握して使用して下さい。
玉掛索は電気溶接作業等でスパークさせないで下さい。 強度が低下し危険です。





分類 代表ロープ 特性比較 特徴等
構成記号 断面図 破断強度 可撓性 疲労性 形崩れ
交差よりロープ 6×24 破断強度や耐疲労性は、一般へ平行よりロープより劣るが、可撓性(曲げ易い)に優れ、取扱い易いので、一般に多く使用されている。
6×37
平行よりロープ 6×WS(36) 交差よりロープより破断強度が高く耐疲労性も優れ、強い圧力を受けても変形しにくい。
1WRC
6×Fi(29)
繊維心入りに比較し、破断強度が高く、伸びも少ない。
8×S(19) 8ストランドであるので、表面の凹凸が少なく、エレベータ用に多く使用されている。
異形線平行よりロープ 6×P・WS(36) 平行ロープに比較し
 @破断荷重が高い。
 A耐疲労性が良い。
 B耐摩耗性が良い。
 C形崩れしにくい。
 Dドラム、シーブ等の痛みが少ない。
1WRC
6×P・WS(36)
8×P・S(19)
蛤形ストランドロープ 3×F(40) 非自転性ロープ
 @からみつきが生じにくい。
 A形崩れしにくい。
 B耐摩耗性が良い。
4×F(40)
多層ストランドロープ 35×7 非自転性ロープ
蛤形ストランドロープと同じ特性であるが、多層よりのため、取扱い不良等により形崩れを起こし易い。
P・S(19)+39×P・7
フラット形三角
ストランドロープ
6×F〔(3×2+3)+12〕 耐摩耗性に優れているが、取扱いに注意が必要である。 ケーブルカー巻上索として多く使用されている。
スパイラルロープ 1×37 静索用であり、控え索、吊橋メインロープ、電線の吊り索等に使用されている。


企画・制作・著作 日興製綱株式会社
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